矢 野 純 T O D A Y 瓦 版

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2013年7月13日「嬉野・ひさご旅館」

  嬉野の”ひさご旅館”へ行ったときに、

  若女将のHIKAYOさんが、いろんな事を話してくれた。


  旅館へ嫁ぐと決心したときに、

  女将さんに「自由にやらせてほしい」と願い出たと聞いた。


  大きな権限には大きな責任が伴う。

  大変な覚悟をしたのだと私は思った。


  HIKAYOさんはデザインが好きで、

  今年は1階の共同トイレを改装して

  カエルのトイレにするのだと話してくれた。


  宿の部屋のうち、2部屋はHIKAYOさんのアイディアで改装されていて、

  残りの部屋は改装していない。

  私たち夫婦は、改装していない部屋に泊まった。


  お金が必要なことだし、一遍には出来ないが、

  まだ改装していない部屋にも(改装の)アイディアがあるのだと話してくれた。


  大きな責任を負って御主人と共に立ち、

  しかしアイディアがあり、実現のための順番を計画し、

  着実に成果を挙げていると私は思った。


  まだ改装されていない古い部屋を見渡すと、

  もう既にHIKAYOさんの夢で彩られているように感じて、

  まだ夕御飯も食べていないのに腹一杯になり、満足しきりだった。


  ある日、妻が気になる旅館があると言い、

  私は教えられて、ひさご旅館のクチコミを読んだ。

  満点のクチコミが並んでいる。

  けれども写真を見ると特別に設備が豪華とか、そういう風には見えなかった。


  行ってみたら、なぜ満点のクチコミが並ぶのかよく分かった。

  何度も通うお客様の支持がHIKAYOさんの目の輝きの後ろ盾だと思った。


  そうだ蛙だ、

  私は宿で、今年改装するトイレに住むはずのカエルを見た。

  私は蛙をとても気に入って、帰りに教えてもらった焼き物やさんで

  同じデザインの(販売用の)蛙を見つけ買って帰った。


  クチコミに蛙の話題を書き込んで、カエルのトイレへの伏線を張ろう、

  HIKAYOさんの加勢をしようと思った。

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