矢 野 純 T O D A Y 瓦 版

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2015年5月5日「嬉野温泉 ひさご旅館」

  嬉野温泉 ひさご旅館に行って来ました。

  1年ぶり3度目の出場です。

  私たち夫婦は、2年前から毎年 ひさご旅館に出場しております。

  ひさご旅館出場は、私にとっては甲子園出場に近いメデタイ感覚です。


  一体ワタシが何を目当てに、

  ひさご旅館にカヨっているのかを書きたいと思います。

  @@@@@@@@@@

  最近は世の中に「マーケティング」という

  イカにも もっともらしい、胡散臭い言葉があります。


  マーケットとは市場です。お客さんが買いたいと思うものです。

  お客さんが買いたいと思うものを作れば売れる、という考えで、

  お客さんにアンケートを取って、

  1位になった項目を寄せ集めたものを作る事にするのが
  
  マーケティングです。


  そのような新製品の発表会では、開発者の方が

    「これは皆様が待ち望んだ商品です。
    
     きっと満足して頂けると思います。」

  と言うのです。


  この言葉の後に、声にならない開発者の声が聞こえます。

    「これは皆様が待ち望んだ商品です。
    
     きっと満足して頂けると思います。」

    (ワタシは欲しいとは思いませんが。)

  アンケートで1位になった要素を集めて作ったものなので、

  お客さんが欲しいと思っているはずですが、

  ワタシ自身はチットモ欲しいとは思いません
  
  …と言っているように聞こえます。


  「一目惚れ」という言葉があります。

  ヒトは、一目見た瞬間にコレ大好き!

  私が欲しかったものはコレ!と理由も無く思います。


  私はこんな顔の、
  
  こんな年収のヒトだったら一目惚れするのになぁ〜なんて

  日頃から考えているヒトは頭がおかしいのです。

  ヒトは、本当に自分が求めているものを、
  
  目で見るまで気が付かないものです。


  そこで、マーケティングの話なんですが、

  お客さんは商品開発の専門家ではないですし、

  アンケートなんて、
  
  過去の記憶を掘り返して適当に書いてるだけですから、

  それを集計して1位になった要素は、

  お客さんがこれまでに見たことのある平凡な事です。


  過去に見たことがあるものを見ても、一目惚れしたりしないのです。

  マーケティングで作られた製品を見ても、心がトキメかないのです。

  スティーブジョブズはiPhoneを、
  
  入念なマーケティングによって産み出した訳ではないのです。


  嬉野温泉 ひさご旅館は、若女将のカヨさんが、

  先代から受け継いだ旅館を少しずつ改装しながら営業しています。


  私は初めて泊まったときに、何故だかわからないのですが、

  ひさご旅館は、カヨさんが本当に良いと

  自信を持っているモノやコトをしているのだ、

  「これはお客様の望んでいるものであって
  
   私はチットモ良いとは思いませんが」

  なんていう無責任さが、まったく無い旅館だと思いました。


  嬉野温泉 ひさご旅館の魅力は、

    カヨさんがワタシ色満開で営業している

  その一点に尽きます。


  ひさご旅館の良い所を書き始めるとキリがありません。

  料理はいつも筆舌に尽くしがたい程ウマいですし、

  建物の至る所に溢れるアイディアや、

  ありきたりな軸では測れない魅力が詰まっています。


  その魅力の源泉は、カヨさんがいつもワタシ色満開であることです。

  カヨさんの書く、ひさご旅館の公式フェイスブックの記事を読んでは、

  今日もカヨさんはワタシ色満開だな!と画面の向こうで喜んでいます。


  私は ひさご旅館に、カヨさんの顔色を見に行っています。

  カヨさんの目が輝いているかな、

  ヒトは なにか迷いが生じると目の輝きや、
  
  顔色に自然と出てくるものですから、

  カヨさんの顔色を見るために、

  ハレー彗星のような、夜に電灯を付けたら蛾が舞ってきたような感じで、

  急にひさご旅館に現れては消えています。


  @@@@@ 日記はここまで。以下、お知らせです @@@@@


  電子掲示板「矢野純TODAY掲示板」を設置しました。

  瓦版 別館に電子掲示板へのリンクがあります。

  矢野純TODAY掲示板は大昔からあったのですが、

  私の頭の具合が悪くて、しばらく休んでいました。

  少し調子が良くなって来たので、掲示板を再開します。


  それと、私はフェイスブックは していません。

  日本全国の沢山の私以外の矢野純さんは、沢山なさっているようですが、

  私自身はフェイスブックは していません。

  私は自分の文章を大切にしています。

  私の書いた文章を分散させたくなくて、

  瓦版(個人サイト)に文章を書いています。

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