2016年7月21日「炭酸の泡の一粒」
いつも御洒落で格好良くて、抜群に面白い先輩が居ました。
今日はその先輩の言葉を思い出しました。
人間はいずれ死ぬのですから、
上手に寿命を削りながら楽しく生きましょう。
そんな事をおっしゃって、お酒を飲んでいるのを思い出しました。
健康に良いと言われる事を必死にしてみても
これまでの長寿記録を見る限りは
人間は恐らく120歳頃までには死ぬという意味だと解釈しています。
先輩が亡くなった事を今朝、知りました。
面倒を沢山みてもらったのですが、
私は残念ながら相変わらずで立派な人間になる気配もなく
ただ面倒を掛けただけになってしまいました。
歳を取ると1日があっという間とか、1年があっという間だと言います。
私も実感しています。
一方で1日間は24時間です。
それはもう赤ちゃんでも老人でも1日は24時間と決まっています。
同じ24時間が、歳を取れば取るほど短く感じられるのは
1日が、これまでの人生の内の24時間だからだと思うんです。
例えば私は44歳ですから、
44年掛ける 365日掛ける 24時間は 385440時間です。
私の24時間は、人生385440時間の内の24時間ですから
子供だった頃よりも1日が短く感じられます。
一方で将来、私も確実に死にます。
寿命が残り何時間かは分かりませんが少なくとも毎日短くなりますから
1日間の価値は、残りの寿命の内の24時間とすれば
分母が小さくなっていく分、日に日に価値が高まっていきます。
1日が短く感じられる事は自然に気付けるのですが、
1日の価値が高まっていくことは死を意識するまで自然には気付けません。
人生において どうしても実現したかった事は、
たとえ何歳になっていても今すぐ始めるべきだと思うんです。
私は人生を、炭酸の泡の一粒のようなものだと思っています。
沢山の泡にまぎれて空に出て、うたかたとなって弾けて消えても
コップの底からは次々と若くて勢いのある泡が生まれてくるから
飲み物としての価値は変わらず、心配ありません。
弾けて消えるまでの間、
最後まで面白さを発揮し続けることが私の実現したい事です。