矢 野 純 T O D A Y 瓦 版

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2017年3月9日「常識を疑う話」

  歳を取ってくると頭が固くなり新しい事についていけません。

  私は心臓が止まるまで革新性を発揮し続けたいと願っているのですが

  昨日までうまく行った方法で今日もやればいいじゃないかなんて

  油断をすると思ってしまいます。


  3年前に妻の車としてホンダ ヴェゼル号を買ったときに

  何故か散々嫌味を言われました。

  「軽自動車から3ナンバー車に買い替えるなんて非常識だ」

  と言っているのが聞こえました。


  世の中のヒトは皆、自分が昨日パチンコでスッてきたことは棚に上げて

  他人へ文句を言いたくてウズウズしているようなヒトばかりです。


  3ナンバーの車が贅沢品だったのは1989年までです。


  1989年以前は3ナンバー車だけが特別に

  物品税と自動車税が桁違いに高かったから

  それだけで5ナンバー車よりも何十万円も余計に税金を納めないと

  買えなかったため贅沢品だと思われていました。


  物品税は1989年の消費税導入によって廃止されました。

  自動車税も500cc当たり5000円の比例式に変わり公平になりました。

  今の3ナンバー車は昔と違って贅沢品ではなく、ただナンバープレートに

  5と書いてあるか3と書いてあるかの違いでしかないのです。


  私に嫌味を言ったヒトの頭は

  28年も前に廃止された古い常識のまま凝り固まっていました。


  昨日まで一番良かった方法が今日も一番良いはずがないです。

  現在の常識が1年後には状況が変わって非常識に変わります。

  毎日赤ちゃんが生まれて年寄りが亡くなっていくから

  世の中を構成するヒトが入れ替わって時代が変わり

  時代が変われば常識も変わるのですが

  自分は分別あるオトナになったからと常識人を気取って

  若い頃に身に着けた常識を疑うことをやめてしまうと

  時代に取り残されてしまいます。

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