2017年8月1日「瓦版創業20周年」
瓦版を観ていると昭和の香りがする、そんな気がするのですが
瓦版を始めたのは20年前の今日、1997年8月1日ですから
正確には平成9年です。平成1桁の香りです。
妻に20周年であることを話すと長いねと言われました。
20年は長いです。ただ長いだけで目立った成果はありません。
今も瓦版が現存しているのは ひとえに皆様のアクセスのお陰です。
昔、貴婦人としか言いようのない日傘の似合う先輩が居ました。
その先輩が「裕ちゃん」の大ファンだったんです。
裕ちゃんとは石原裕次郎さんの事です。
私は石原裕次郎さんの事は 太陽にほえろに出演していた事位しか
判らなかったのでそう話すと先輩は、太陽にほえろの頃にはもう
私の好きな裕ちゃんではなくなっていたと言いました。
係長になってブラインドから外を覗いている渋い裕次郎さんは
映画スターだった若い頃の裕次郎さんとは
先輩にとっては魅力に違いがあったという事だろうと思っています。
私はそれを、裕ちゃんの境界線と呼んでいます。
石原裕次郎さんの仕事人生に境界線は無かったのだろうと思うんです。
しかし、ファンの心の中には境界線がありました。
ファンは続編を求めます。お客様本位、ファンの為にと思って
続編ばかりを出しているとマンネリだと言われてファンは去っていきます。
自分の人生を考えて続編ではない新しい魅力を目指すと
期待していた物とは違うと言ってファンは去っていきます。
ファンはどちらにしても去っていきます。
昔、「あなたはヒトが変わった」と言って瓦版の電子掲示板から
去っていった方が居ました。(昔は掲示板がありました)
私もいつの間にか、裕ちゃんの境界線を越えたのだと思います。
私の中には境界線は無いのです。
人間だから変化するし、時代が変わるから書くものも変わります。
本館の記事は20歳代の頃に書いたものです。
振り返ると、稚拙でも若さの勢いが表現できたと思っています。
新館は30歳代、別館は40歳代の記事です。
50歳代、60歳代と旅館方式で建て増していき
年代毎に色を変えていく私の文章を残そうとしています。
違いを愉しめるゴールドブレンドな皆様のアクセスが頼りです。