2018年7月4日「続ゲーム評」
主人公が迂闊にも文芸部に入部した結果
最終的に登場人物が全員なくなって、文芸部が崩壊する物語でした。
文芸部の主な活動が、昨晩自宅で書いた詩を
部員同士で見せ合い、評価しあうことでした。
物語の中で幾つかの詩が画面に表示された訳ですが
正直意味が分からない詩もありました。
物語が完結しゲームを終えた後に
あの登場人物の物語の構成上の役割とは何だったろうかとか
登場人物の対称性とか
そのような事を考えながら改めて詩を読み直してみると
ちゃんとそのことが詩に書いてあるんです。
意味が分かる詩が増えていきました。
それでも意味の分からない詩があったのですが
ゲームの奥底に隠された画像があり
それが詩を理解するためのヒントになっているような気がしました。
そのように物語の一つ一つを解釈していると
どうしても意味の分からない言葉が幾つか残りました。
リビティーナ計画、第3の眼、マルコフの肖像。
エリッサは誰なのか。
リビティーナは死の女神の名前だと書いてありました。
思えば、この物語では結果的に登場人物全員がなくなりました。
幾つかの死に、主人公も無為に加担している所があります。
登場人物の思惑や主人公、読み手の考えによらず
リビティーナ神に全員が操られていたのではないかと思えてきました。
リビティーナ計画は作者の次回作の予告のようにも見えます。
文芸部の物語が作者の次回作への壮大なイントロだったとすると
文芸部員は物語の部品としての意味しかないように感じられました。
と言った具合に、作者の思うつぼで次回作に超期待しています。
これだけ前フリしておいてリビティーナのリの字もないゲームが出たら
世界中で(私を含む)一部の人々がひっくり返ります。