| 矢 野 純 T O D A Y 瓦 版 |
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2代目ヴェゼル待ちぼうけ |
〜 感想 〜 |
[感想] 納車を記念して3日間の旅に出て 久しぶりに山口県の角島大橋へ行ってきました。初代ヴェゼル納車記念でも角島大橋へ行っています。(2014年)
e:hev(i-MMD)ハイブリッドのモーターによる発進は スムーズかつ上質で、優雅な気分になります。 初代ヴェゼルに比べて、サスペンションがよく動くようになり 乗り心地が格段に良くなりました。 それでいてホンダ車らしく カーブでも破綻することなく安定して思い通りに曲がり 荒れた路面でもタイヤがよく接地して 大きなクルマに乗っているときのような安心感があります。 長いボンネットがわずかに視界に入ることで見切りが良く 初めて通る曲がりくねった狭い山坂道でも鼻歌気分で楽々運転できました。 遠くの交差点が赤信号になったときや、長い下り坂では "減速セレクター"が役立ちます。 アクセルから足を離して クルマの運動エネルギーで充電しながら ハンドル裏のパドルを指で操作して減速力を調整し いい感じにスムーズに減速していって 最後の停車だけフットブレーキで停まります。 使い方に慣れると、フットブレーキを使う時間が少ない分 運転の疲れが少なくなりますし エネルギーをガッポリ回収できるから燃費の改善が目指せます。 高速道路では、LKASをオンにします。 車線の中央を維持するようハンドル操作をアシストする機能です。 ハンドル操作の支援があることで緊張がほぐれ、気が楽になります。 心に余裕ができるから、分岐・合流時の安全確認に集中できます。 まだ納車したばかりなので、LKASの思う"車線の中央"が 私には少し右寄りに感じました。 LKASは"車線の中央"を、運転手の思う中央に合わせこむ 学習機能を持っているので 使い続ければ、次第に心地よい位置になっていくだろうと思います。 言うまでもありませんが クルーズコントロール(速度維持機能)があります。 しかし私は、ハンドルとアクセルの両方を支援してもらうと 運転手がすることが少なすぎて 運転中に本気で眠りかけたことが以前あったため 今は居眠り防止のために、あえてアクセルを自分で操作しています。 目的地の駐車場が狭くても楽々収まる外寸は初代ヴェゼル譲りの魅力です。 運転中は大きなクルマを運転しているような安心感があり 駐車するときだけ車体が小さくなったように感じ 車を降りて、改めてヴェゼルを見ると大きく感じます。 前後に伸び切ったデザインがクルマを大きく感じさせ 頼もしく安心感があります。 長い距離を走行してみましたが、疲れがとても少なかったです。 サスペンションの良さなどによる高い安定性と 見切りの良いデザインや運転支援機能により 一般道の幹線道路はもちろん、高速道路も山坂道も 常に気楽で安心して運転できました。 安楽度の高いクルマで、どこまでも遠くまで行けそうな気分になります。 普段乗っているアコード(大型セダン)に勝るとも劣らない安楽度で その上でヴェゼルなら駐車しやすいので最強だと思います。 また、今回の旅行では風速4mの弱い風が吹いていました。 そのため、強風の日に高速道路でどのような影響があるか 今回は確認することができませんでした。 内装に落ち着きがあり、差し色も派手にならずに馴染んでいます。 エアコンなどに丸いつまみが増えたことで 運転中に前を向いたまま調整ができるから安全性が増しました。 懐かしの棒型ATセレクターも今どきらしく短めに品良く収まって やはり操作がしやすいです。 室内に小物入れが少ないのと、荷室が若干狭くなったのですが 容量を追うあまりに格好悪くなったり 車体の外寸を大きくしてしまうよりもずっと良いです。 先行予約で注文し、コロナ禍による部品不足や半導体不足などにより 長く待ちましたが、本当に良いクルマが届いて大満足です。 今回、メーカーオプションのカーナビを選びました。 ディーラーオプションや社外品のカーナビと同等の 充分な案内能力だと思います。 また、私のアコード標準装備のナビと比べて細かな所で進歩しています。 納車日に山奥のピザ屋に行こうとして名前で検索したら 名前が入っていたのですが正確な位置が判らず 代表地点(町の中央辺り)が設定されてしまいました。 そこで、スマホでそのピザ屋の住所を調べて 住所を打ち込むとまたも代表地点になりました。 住所の解読能力が不充分だと思います。 時間の余裕があるときはマピオンやスマホのNaviConアプリで マップコードを調べておいて打ち込んでいます。 メーカーオプションのカーナビを選んでいるのは 歳を取って、取り付け作業(内張り外し)が面倒になったからです。 今回、マルチビューモニタとプレミアムサウンドシステムの オプションを付けました。 マルチビューモニタは駐車時に大変役立っていますが 少しクルマの速度が上がると映像が非表示になるのが困ります。 例えば左側が崖の山坂道や 市内の路肩の狭い古い直線道路を通るときには 走行しながら左側の車輪の位置を 左側カメラ映像をチラ見して確認したいのですが マルチビューモニタは駐車時の利用しか想定していないのか 速度を20km以下に下げないとカメラ映像が表示されないので役に立ちません。 グラウンドビュー(真上からの見下ろし映像)は駐車に使うものだと思うので 速度25km以上のときに非表示のなるのは理解できます。 一方で、左側サイドビューは走行中にも必要な映像なので 映像を表示するよう改善してほしい所です。 なお、CR7アコードの左ドアミラー内蔵カメラにはこのような制限はなく ヴェゼルで言う所の左側サイドビューに相当する映像を いつでも表示可能で役立っています。 ところで、私はプレミアムサウンドシステムの音を楽しみにしていました。 聴いてみて、フラットな周波数特性だと感じました。 私の好みに合っていて、大変気に入りました。 良いと感じる音質は、人それぞれに違うものだと思います。 たとえばシンバルがバーンとなって ベースがズンズンとするような刺激的な音質が好きな方には フラットな特性は好みに合わないだろうと思います。 そのときは音質調整画面で低音や高音を上げると良いと思います。 何も調整しない、買ってきたままの素の状態で 高音、中音、低音がフラット(均一)に鳴っていて お互いの音域を邪魔しないから シンバルもベースも歌声も、すべてが自然に聴きとれます。 カーオーディオというよりは自宅のオーディオのような鳴り方で 素晴らしい音質です。 もしこのスピーカーのネットにフォステクスとかボーズなどの オーディオブランドのロゴマークが貼られると ブランド名の料金が加算されて価格があがるのだろうと思います。 私は自作スピーカー愛好家で、今回ヴェゼルに採用されている フォスター電機(フォステクス)のスピーカーユニットが元々大好きなので 肝心の音質が良ければロゴが無くてもまったく問題ないです。 将来の私の車の買い替えでも ヴェゼルと同等の音質が期待できるなら プレミアムサウンドシステムは是非付けたいと思います。 我が家ではPLaYグレードを買いました。 10月末納車なので夏場のことは分かりませんが 常に天窓のシェードを開けたままにしています。 プライバシーガラスなのでオープンカーのようにはいかず 天窓から少し暗めの空が見えるのですが プライバシーガラスだからこそシェードを開けたままにも出来るし 雨が降りだしても慌てる必要がないし この3日間、朝、昼、夕方に様々な方向へ移動したのですが 天窓から日差しが入ることが運転の妨げになる場面はありませんでした。 また、サンバイザー部分の位置が絶妙で 運転席に座って前を見ていても天窓の光を感じ取れるし それでいて停止線の前で停車すれば信号機も見えます。 でも多分、天窓は後席の方へのおもてなしになるのでしょう。 内装との連携や機能面の配慮もある完璧で素晴らしい外観デザインに 足回りや動力システムも格段に上質になり安楽度が増して これは将来3代目ヴェゼルを開発する方々の重圧が半端ない ロングセラーは確実だと思える2代目ヴェゼルの完成度です。
ヴェゼルCM撮影地の一つ、秋吉台(長者ヶ森駐車場)に行ってきました。