矢 野 純 T O D A Y 瓦 版

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2022年2月13日「舟を漕ぐ」

  人生は、小舟で太平洋を渡るようなものだと感じています。

  若い頃は目的の方向へ自力で進んでいるつもりだったのですが

  やがて潮に流されて思わぬ方向に進んでいることに気付き

  今は、とりあえず船が今日沈没しないために出来る事をして

  今日が無事に終わると安堵しています。


  幼稚園入園から現在まで

  社会に自分の居場所を見付けられずにいます。

  米びつの中に1粒の大豆を入れると

  米粒は白くて細長く、大豆の粒は丸くて黄色いので

  明らかに違う物が混ざっていると判るのですが

  米びつをかき混ぜてみると、大豆が奥に入り込んで見えなくなります。

  私は学校や職場の大きな組織の中に紛れてきましたが

  いつも、どうしても自分が大豆のような気がして

  いざ選り分けてみるとやっぱり異物でしかない気がしています。


  14年前に体調を崩し、1年間休職して自宅療養しました。

  休職中、会社の制度を活用して幾らかの収入を得ていたのですが

  1年間元気に働けた場合と比べて収入が数百万減ったと思います。

  小舟が荒波をかぶったとき、妻に助けてもらいました。

  もし次に荒波をかぶるときに私が頑張れば、私の人生に

  自分の役割、自分の居場所が見付かるのかもしれません。

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