矢 野 純 T O D A Y 瓦 版

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2022年4月21日「手掛かり」

  家族が健康の危機にあることが判り家族と共に頑張っています。


  危機を知って目の前が真っ白になった。

  深い霧の中に瞬間移動したようだった。

  眼はしっかりと開いていて光を感じるのですが

  どこを見ても真っ白で手掛かりがなく

  今、どんな場所に居るのか分からない。


  このようなときには

  悲しみに暮れてへたり込むことも

  闇雲に楽観して なんとなくよさげな方向に

  とりあえず一歩踏み出してみることも、してはならないと思うのです。


  霧で何も見えないが

  今いる場所は安全なのかもしれないし

  畳半畳しかない崖の上に立っているのかもしれない。

  前を向こうにもどこが前なのか判らないが

  この360度のどこかにより良い方向があるはずで

  その手掛かりを得るために家族と共に勉強を始めました。


  昔、顔を知っている方が病気になりました。

  怪しげな民間療法を受けに東京に行って

  半年後、あっという間に亡くなりました。


  最初の一歩を踏み出す向きが大切で

  向きを誤ると後から挽回するのは難しい。


  本当に役立つ治療法は論文で発表され

  学会が取り上げ、全国の良い病院で実践されるものだと思います。

  誰からも相手にされない方が胡散臭い新書を書き

  民間療法を唱えるのだと思います。


  ちょっとネット検索しただけで

  何十年も勉強と努力を重ねた病院の先生よりも

  博学になったような気分になる、

  病院の治療を超える何かがみつかると考えるのは現代の病だと思います。


  私達の置かれた状況を知るため

  先生の説明を理解するための基礎的な知識を学ぶため

  大きな病院の公式サイトに掲載されているような

  信用できる情報を選んで読みました。


  先生の話や、様々な方から聞いた話に手掛かりを得て

  家族と共に総合的に考えて

  一番良いと思う方向へ一歩を踏み出しました。

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