矢 野 純 T O D A Y 瓦 版

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2023年7月8日「今のうちに、買えるうちに」

  我が家にスピーカーとアンプが2セットあります。


    @セット テレビ両脇のスピーカー   + 8年前のデジタルアンプ

    Aセット パソコンデスクのスピーカー + 6年前のデジタルアンプ


  @のアンプの基板上のリレーが故障して音が出なくなり

  部品を交換することで延命していることと

  Aのアンプの小音量時の操作性に不満があるので

  修理延命中の@のアンプを退役させて

  @の代役にAのアンプを使い

  Aのアンプに代わる新しいアンプを購入する計画を練っています。


  Aのスピーカーはパソコンを使っているときに至近距離で使うため

  蚊の鳴くような音量で使うことがあるのですが

  極めて小さい音量の時にだけ

  スピーカーの左と右とで音量に差が出る現象があります。

  (このような現象の事をギャングエラーと言います。)

  少し音量を上げれば左右の音量が揃うので

  故障ではないので問題ないのですが

  静かに過ごしたい時にギャングエラーにより

  左右の音量が不揃いになることが不満です。


  対策として、小音量でも原理的にギャングエラーが出ない

  電子ボリュームのついたアンプを買いたいと思い、製品を探しています。


  候補を2つ見つけました。

  

  どちらを買っても私にとって充分な性能がありそうです。


  30年位前に一番最初に買ったソニーのリバティ(ミニコンポ、LBT-V610)が

  結構な量の残留ノイズがありました。

  解決する方法があったのかもしれませんが当時は判らず堪えました。

  それからサラウンドを試してみたくなり

  ヤマハのAVアンプ(DSP-AX630)に買い換えて

  残留ノイズは気にならないレベルになり快適になったのですが

  マルチチャンネルのアンプなので小音量でも発熱がすごくて困りました。


  この10年間位はデジタル(D級)アンプを使っています。

  残留ノイズは無いに等しいし

  消費電力は数ワットで発熱も無いに等しいし

  置き場所にも困らないので良かったのですが

  ライブ盤を聴いたときに、コンサート会場に居るような気がしない

  何か真実味に欠けるような気がするし

  聴いていて疲れるような刺激的な音質だと最近は感じています。


  候補@がデジタルアンプで、候補Aがアナログアンプです。

  候補Aは、候補@20台分位の設置体積が必要で置き場所に困るし

  私の使い方では電気料金が50円/月位増える計算になりました。


  毎月50円の贅沢をしてアナログアンプに戻ろうか。

  揺らいでいます。


  永い間、3年おきに最新のプリウスに買い換え続けてこられた方が

  最近、ディーゼルエンジンの車に買い換えた事を伺いました。

  また、私の兄弟が最近、フェアレディZを購入しました。

  大排気量ガソリンエンジンのスポーツカーです。


  地球温暖化は食い止めなければならない事だと思います。

  時代が電動化に向かい、エンジン車が廃止される方向なので

  今のうちにエンジン音を楽しんでおこうという趣旨なのだと思います。


  私は7年前にセダン型のハイブリッド車であるアコードを買いました。

  1000万円位の高級セダンは

  お客さんが居る限り永遠に無くならないと思うのですが

  大量生産と低価格販売が前提の国産セダンは

  SUV型の人気が高まるにつれ、商売が成立しなくなって

  いつか滅亡するのだろうと思います。

  私ももうすぐSUV型の車に買い換えますが

  アコードに乗ったことで

  セダン型の魅力を理解できたつもりになっています。

  

  この先、大量生産と低価格販売が前提の

  普及型の国産2chステレオ アナログプリメインアンプの

  商売が成り立たなくなる日が来てもおかしくないと思います。


  これだけの材料と手間を掛けて

  真面目に設計・生産されたアナログアンプが

  昨今の物価高の中でも実質3万円で買える

  今のうちに、アナログアンプに戻ろうか。

  すっかり心が遠い所に行ってしまいました。


  デジタルアンプに乗り換える前には確かにあった

  真実味のある、聴き疲れない音が

  アナログアンプにはあるのではないかと期待しています。

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